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会員校インタビュー Interview

私学マネジメント協会を利用することで、
新しい動き、時代の流れを知ることができる

同志社中学校 入試広報担当 園田毅 先生

印象に残っている私学マネジメント協会のセミナーを教えてください。

いつも広報のテーマの研修会に参加しております。
初めて大阪開催の入試広報研修会(数年前。各校のポスターやホームページを紹介されていました。そのときは芝学園のポスターを紹介された記憶があります)と直近の「新型コロナに負けない募集広報発展講座」が印象に残っています。
この10年、入試広報の担当者として学校説明会での説明やパンフレット作成などを担当してきました。10年前は、学習塾様や私立中高連合会が主催する合同学校説明会では、パンフレットを手に持ち、各校の担当者が話す形をよく見かけましたが、今はPowerPoint、Keynoteをはじめとするプレゼンアプリを用いた学校紹介があたりまえになりました。その上で、募集戦略やホームページの活用の仕方など教えていただき、オープンキャンパスでの体験授業を増やしたり、商業施設での市民向け科学教室などアウトリーチ活動も実施するなど新しい視点に立った取り組みを作れるようになりました。

私学マネジメント協会のサービスを、校内でどのように活用されていますか。

学内の会議でセミナーで学んだことを、入試広報のパートから報告するようにしています。
学校の魅力を学校の外にいる皆さんに伝えるという点で、他校も本校も同様にやっていることを話すことも大事ですが、その一方で本校のみが実施していること、持っている強みを伝えることが大切だと話しています。
強みを伝えるには、自校の強みを探すこと、さらにはそれを新しく作るということへもイメージが広がり、本校の特別課外授業「同中学びプロジェクト」や多様多彩な国際交流を柱にアピールすることができるようになったと思っております。

私学マネジメント協会に期待することは何ですか。具体的に教えてください。

少し大げさかもしれませんが、会員誌『FORWARD』「私学マネジメントニュース」で新しい動き、時代の流れを知ることができています。とくにこの10年、広報と学校は大きく変わっていく中、その先端を『FORWARD』の特集記事で知り、理解することができました。各校の特色づくり(私は教科・授業で特色をアピールしたいと常々思っていますので、山脇学園のサイエンスアイランドの記事がたいへん印象的でした)、普段は自分の学校の敷地からなかなか外を見ることができない状況の中で、私学マネジメント協会で学ぶことができていることをありがたく感じております。
日本の学校、教育界はまだまだ保守的な面が多いと感じることがよくあります。そのような中、私学マネジメント協会には、新しい時代における新しい学びの方向性や、IBなどの世界の大きな動き、先んじて歩みを始めた学校の紹介などの情報を今後も私たちにご提供くださることを期待しております。

(2022年度私学マネジメント協会パンフレットより)