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会員校インタビュー Interview

これからの子供たちにとって必要な教育を、
具体的に知るためのヒントを与えてくれる

カリタス女子中学高等学校 長谷川純一 先生

私学マネジメント協会のセミナーに期待することを具体的に教えてください。

私は、これからの教育の方向性を知ることや、他校様がどのような教育的活動をされているのかを知るために、私学マネジメント協会のセミナーを利用させてもらっています。
学校の中だけでは、どうしても情報が閉鎖的なものになってしまいます。そして、学校の中での伝統や慣習の中でも、何を取捨選択していくのかを考える必要があると感じていました。
これからの子供たちにとって必要な教育を具体的に知るためにも、私学マネジメント協会のセミナーは、そのヒントを与えてくれます。また、文部科学省からの文章や、新学習指導要領の中で、何が重要な点なのかを端的に教えてくれる点も、大変助かっています。今後も、私学マネジメント協会のセミナーに参加して、これからの教育に何が求められているのかを学んでいきたいと思っています。

私学マネジメント協会のサービスは、学校業務や教師としての成長に貢献できていますか?

主にセミナーに参加していますが、その内容が教師としての成長に大いに役立っています。例えば、2018年5月に参加させて頂いた嘉村謙一郎先生の中堅教員研修では、「AIが代行できる部分は、まかせてしまった方が良い」、「人間が人間としての価値を生み出す」、「何かをやろうとすれば、何かを捨てる必要がある」、「自前主義にならないで、外の教育資源を取り入れる」など、まさに今の教育改革に繋がるお話をお聞きしました。
また、2018年10月に参加させて頂いた松原和之先生の定例セミナーでは、Society5.0やSDGs、eポートフォリオなど、教育の最先端のお話を聞くことができ、「eポートフォリオは、大学入試のためのものではなく自分の反省を可視化するもの、主体性を向上しメタ認知能力を育てるもの」など、具体的な内容も知ることができました。
さらに、2019年11月に行われた青砥瑞人先生のセミナーでは、神経科学についての興味深いお話を聞くことができ、私自身が神経科学と教育の関係性について興味を持つきっかけとなりました。
そして、このように私学マネジメント協会のセミナーで学んだことを、機会があるごとに教員や生徒に伝えています。

他校の先生に私学マネジメント協会をお勧めするポイントを教えてください。

まずは、各先生が主体的に参加されることをお勧めします。
本校の場合は、校長や管理職から参加を強制されている訳ではありません。
いつも私学マネジメント協会のお知らせが、掲示板に載っているだけです。私自身、以前はそのようなお知らせに関心がありませんでした。しかし、学校改革や教育改革の必要性を感じ、これからの教育について学ばなければならないと感じていたときに、初めて私学マネジメント協会のセミナーがあることを知りました。どのようなセミナーかを校長に尋ねると「ためになるから是非行ってみて」とのことでした。それがセミナーに参加したきっかけです。それ以降は新しいお知らせがあるたびに、仕事の都合がつく限り参加させて頂いています。
これまで参加したセミナーで、意味がなかったと思ったことは一度もありません。
それは、セミナー自体が素晴らしいことはもちろんですが、私自身が主体的に学ぼうとする意欲があったからだと思います。
今、教育の世界は大きな転換点に来ています。このような先行き不透明な時代に、過去の経験や思い込みで仕事をするのはとても危険です。これからの教育の知見を学びたいという主体的な意欲のある先生には、私学マネジメント協会のセミナーは、とても有効なものだと思います。

(2022年度私学マネジメント協会パンフレットより)